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ナチュラルコスメの用語辞典

USDA認定(アメリカ連邦農務省認定)とは

usda意味
USDAオーガニックマーク

USDAとは略称で、正式には「United States Department of Agriculture」。日本語に訳すと「アメリカ農務省」です。

USDAは農業や畜産を担当する政府機関。USDAでオーガニックの認証をおこなっているのは、NOP(National Organic Program)という団体です。

USDA公式WEBサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome
NOP公式WEBサイト
http://www.ams.usda.gov/AMSv1.0/nop

農産物や畜産物などで一定の基準を満たしたものだけが「USDAオーガニック」に認定され、USDAオーガニックマークを表示することができます。

どんな内容?

細かな基準がいろいと決まっているのですが、ざっくりと言うと、以下のような内容になります
・合成肥料、下水汚泥、遺伝子工学は使用禁止
・害虫、雑草、疫病管理に、合成物質はできるだけ使わない
・3年以上、禁止物質を使っていない畑で栽培

日本の有機JASの基準とだいたい同じ内容のようです。

オーガニックコスメとUSDAオーガニック認定

USDAオーガニックは、そもそも農産物・畜産物などの食品を対象とした認定基準です。アメリカには化粧品用のオーガニック基準がなく、USDAオーガニックの、加工食品の基準をあてはめています。

加工品の場合、「USDAオーガニック認定原料が95%以上なら、USDAオーガニックマークをつけてよし」とされています。

また、「USDAオーガニック認定原料の使用が全体の70%未満でも、『コレとコレは、USDAオーガニック認定原料を使ってます』って表示してもいいよ」という条項もあります。私が愛用しているバジャーの日焼け止めなんかはコレにあたるよう。このような場合は「USDAオーガニック」マークは付けられないようです。

※私の英語力はかなりあやしいので、勘違いがあったらゴメンナサイ!正確な情報が欲しい方はNOP公式WEBサイトを参照してください。

化粧品は鉱物なども使用するので、食品の基準をそのまま当てはめてしまうと、きちんとしたオーガニックコスメだったとしても、「USDAオーガニック」認定マークの取得はかなり厳しそうです。それが、コスメにおける「USDAオーガニック」認定マーク普及の足かせになっているよう。

ちなみに、ヨーロッパではオーガニック認定に化粧品用の基準があります。オーガニック認定が普及すれば、本物のオーガニックコスメと、なんちゃってオーガニックコスメの見分けがつくようになります。オーガニック認定が化粧品についても広まっていくよう、USDAでも、化粧品用の基準を設けて欲しいものです。

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