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ナチュラルコスメの成分辞典

スクワラン(スクアラン)

植物性スクワランとは
オリーブには
植物性スクワランが
含まれています

人の皮脂にも含まれている成分です。取り出したままの状態は「スクワレン(スクアレン)」と呼ばれています。

スクワレンはとても酸化しやすい油脂なのですが、水素を添加することで酸化しにくくなります。その状態を「 スクワラン(スクアラン)」と呼びます。
「スクワレン」と「スクワラン」、一文字違いで、ちょっとややこしいです(笑

人の皮脂にはもともと、スクワランが3〜4%、スクワレンが12〜15%含まれています。これら自前の皮脂成分は、年を重ねるごとに減少してしまうことが分かっています。

スクワラン(スクアラン)の特徴

気温が低くても固まりにくく、伸びがよいのがスクワランの特徴です。細胞に酸素を供給して、新陳代謝を活発にする作用もあります。

水分と混ざりやすいオイルなので、合成界面活性剤などの乳化剤なしでも肌になじみやすく、毛穴が詰まる心配もありません。

スクワランには、深海サメ由来のもの(クロコザメ、アイザメなど)、オリーブなどの植物由来のもの、化学合成されたものがあります。

どれがいいかは一概に言えませんが、化学合成されたスクワランには、天然スクワランとは化学構造がまったく違う粗悪品もあるそうなので、安い合成スクワランは避けたほうがいいかも。

ちなみに、スクアレンを発見したのは、なんと日本人なのです!日本の油脂化学の父と言われた辻本満丸博士が、駿河湾で捕獲したクロコザメの肝油から発見し、1906年に論文を発表したのだそう。

スクワラン(スクアラン)の利用法

スクワランは、基礎化粧品や石けんなど、保湿効果が必要とされる商品に配合されています。

しかし、 スクワランオイルのパワーを実感するには、高品質のスクワランオイル100%を利用するのが最もおすすめ!スクワランは肌になじみやすいので、肌に脂がベタベタ残る感じはありません。酸化・変質しにくいので、手作りコスメの材料としても気軽に使えます。

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