ナチュラルコスメ・マニア
すっきり系ナチュラルシャンプー
シンプル成分で、しっかり、サッパリ洗えるタイプ
ミヨシ「無添加せっけんシャンプー」
成分は水とカリ石ケン素地だけ。余計な成分はまったく入っていません。高品質な植物性脂肪酸を原材料にせっけんを製造しているので、防腐剤もいらないのだそう。（ミヨシHPより）
サラリとした液体状です。こぼさないように手に取り、頭皮の上で泡立てて使います。泡立ちがよく、しっかりした泡になります。
頭皮上で泡立てる行為は脂を取る作用が強くなるので、泡で出てくるタイプの石けんシャンプーよりもスッキリした洗い上がりになります。石けんシャンプーは頭皮がべたつく、かゆくなるという方におすすめ。
頭皮が石けんシャンプーに慣れている方なら、1度洗いでも大丈夫なくらい、しっかり洗えます。
※せっけんシャンプー以外を使用していた方は、頭皮が強い薬品に対抗すべく皮脂を過剰に出す状態になっています。頭皮が石けんシャンプーに慣れ、正常な皮脂分泌量に変わるまでは、2度洗いが基本です。
石けんシャンプー特有のキシミが強めなので、せっけんシャンプー専用のリンスをしっかり使って、きちんと弱酸性に整えるのがコツ。
「せっけんシャンプーは髪がゴワゴワする」という方は、リンスが足りず、髪がアルカリ性になったままなのが原因であることも。丁寧に地肌をマッサージするようにすすいでください。
私の場合、リンスは2回が基本です。1度リンスしてすすぐと髪に指が通るようになるので、2回目は頭皮を軽くマッサージするようにしながらリンスします。
自然乾燥させるより、ドライヤーで少し湿り気が残る程度まで乾かしたほうが髪がサラサラに仕上がります。
脂が足りない乾燥タイプの方は、泡で出るタイプがおすすめ。頭皮で泡立てるより、泡をのせて洗うほうが脂が残りやすいので、優しい洗い上がりになります。「無添加 泡のせっけんシャンプー」。
肌バリアが弱っているアトピーの人は、医師から、石けん類はよく泡立ててから肌にのせるようにと言われるそうです。それくらい、同じ成分でも、使い方でかなり違いが出ます。頭皮の様子を見ながら、自分に合ったタイプを選ぶと、石けんシャンプーもグッと使い心地がよくなります。
■ミヨシ 無添加せっけんシャンプーの全成分
水、カリ石ケン素地
頭皮だって善玉菌が大切。無添加＆善玉菌の最高コンビ
シャボン玉 EMシャンプー
水とカリ石ケン素地のみのシンプルな成分に、EMを加えたシャンプーです。
EM とは、人間や環境に役立つ「善玉菌」（乳酸菌や酵母菌など）の集合体のこと。(EMとは？詳細はコチラ)
人間の腸に菌がいて、健康に重要な役割を果たしている事はよく知られています。実は、人間の皮膚にもたくさんの皮膚常在菌が住み着いていて（皮膚常在菌とは？詳細はコチラ）この菌達が悪玉菌から肌を守っています。
マンガ「もやしもん」に分かりやすく書かれているので、興味のある方は読んでみてください。
EMは、皮膚常在菌を強化し、肌を強く健康にする働きがあることが分かっており、アトピーなどによる皮膚トラブルの軽減に利用されています。
合成界面活性剤など洗浄力の強いシャンプーや、殺菌剤入りのシャンプーは、皮膚の善玉菌まで減らしてしまいます。結果、肌に悪玉菌の入り込むスキができ、トラブルの原因になります。
それに比べて、せっけんシャンプーは、穏やかな洗浄力で皮膚常在菌に対してもやさしいです。しかも善玉菌（EM）入りとなれば、頭皮環境にとっては最高のシャンプーでしょう！
サラリとした液体状なので、こぼさないように少しずつ手に取り、頭皮の上で泡立てて使います。頭皮上で泡立てる行為は脂を取る作用が強くなるので、泡で出てくるタイプの石けんシャンプーよりもスッキリした洗い上がりになります。
スッキリ系のせっけんシャンプーにしては、キシミ感が少なく使いやすいです。2度洗いしたら丁寧にすすぎ、必ず石けんシャンプー用リンスを使って、髪を弱酸性に整えてください。乾かすとサラサラになります。
■しゃぼん玉 EMシャンプーの全成分
水、カリ石ケン素地
