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安全性と使用感のバランスがとれた日焼け止め

スクワランとシアバター配合、肌に優しいサンスクリーン
パックスナチュロンUVクリーム

紫外線吸収剤フリーの日焼止め ノンケミカルの日焼止め ナノとは ナノ粒子とは

合成界面活性剤を使わず、少量の石けんで乳化しているのが特徴の日焼け止め です。石けんは、汗で中和されて油脂(脂肪酸)になり、乳化力がなくなりますので、皮膚刺激にはなりません。

やや硬めのテクスチャー。私の場合、手のひらの上で様子をみながら、少量の化粧水を加えて使っています。のびがよくなり、使いやすくなります。冬はオイルをちょっと加えると保湿力が高くなります。

ただし、この方法だと薄付きになりSPF値が下がりますので、頬や鼻の頭など、日焼が気になる部分はクリームを重ね塗りしています。しっかり塗ると少し白くなるのを逆手に取って、ハイライト効果を出したい部分にも多めに塗ります。

その上に石けんで落とせるミネラルファンデーションをのせて、メイク完了!クレンジングいらずの組み合わせで、気に入っています。

酸化チタンのナノ化について

ちょっと気になるのは、酸化チタンナノ化されていること。50ナノメートルの酸化チタンを、シリカでコーティングしているそうです。

ノンナノのほうが安心ですが、白浮きして使いにくい傾向があります。粒子を細かくし、ナノ化させると、透明感のある使いやすいサンスクリーン剤が作れますが、様々な心配が出てきます。(ナノとは?ナノの問題とは?詳細はこちら

皮膚細胞の隙間は30〜90ナノメートルなので、50ナノメートルだと皮膚から侵入するかどうか、微妙な感じです。メーカーに問い合わせたところ「ナノ粒子は、性質上1個では存在できず、10個以上の固まりとなっているため、クリーム中の実際のサイズは0.5マイクロメートル以上となっております。」とのこと。

1マイクロメートルは1000ナノメートルなので、500ナノメートルの塊状になっているということになります。メーカーの意見を信じるならば、皮膚からの侵入はないと考えてよさそう。

メーカーの言う通りでないとしても、もっと小さくナノ化させた成分を使った商品が多数あることを考えると、50ナノというサイズは「白浮きしにくい」という機能を求めた場合、許容範囲だかな、と思います。

ナノ化酸化チタンの酸化力については、シリカでコーティングされているので、コーティングなしの商品に比べれば、まずまず安心です。(酸化チタンの酸化力とは?詳細はこちら

過度のナノ化をせず、きちんとコーティングもしている「パックスナチュロンUVクリーム」は、「使いやすさ」と「安全性」のバランスがとれた商品だと思います。

「パックスナチュロンUVクリーム」の詳細

■UVカット効果:SPF15、PA++
■酸化チタン:50ナノメートル、シリカコーティング
■全成分
水、グリセリンカリ石ケン素地酸化チタンスクワラン、ローズ水、シリカ、シアバター、タルク、カミツレエキス、カワラヨモギエキス、ヒノキチオール、エタノール

多少使い勝手が悪くても、もっと安全な日焼止めを!という方は、こちらがおすすめ。
安全性をとことん追求!酸化チタン、酸化亜鉛、紫外線吸収剤フリーの日焼止め

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